横浜・保土ヶ谷区のボディーケアと顔ツボサロンなぎの花澤睦美です。
これからの季節は太陽が恋しくなります。
暖かさもですが、ホルモンバランスにも影響が出ます。
なので積極的に太陽にあたってくださいね。
頭痛のお悩みが頻発
最近、頭痛でお悩みのご相談、お客様が増えています。
「体調はいかがですか?」とお尋ねすると、「頭痛が…」という方がちらほら。
しかも痛みが強いようです。
世間的にも元々持っている方も多いですね。
体調のお悩みトップ3に入るのではないでしょうか?
なぎのお客様は「薬はできるだけ避けたい」という方がとても多いです。
「よっぽどじゃないと飲みません!」と。
わたしも極力飲まないようにしています。いざというとき効かないと困るからという理由です。
頭痛のつらさはとても理解できます。
というのも2016年の春に、過去最高と言える頭痛に見舞われたからです。
頭が割れそうな激しい痛みと吐き気。効かない鎮痛剤。起き上がれない。
これはただ事ではないと思い、頭痛外来を受診しました。
MRIをとっても異状なし。
高価な頓服薬と痛くなりそうな時と、痛くなってすぐに飲む薬を出してもらいました。
薬は不思議なのですが、高いから効果があるというわけではありません(この件で体感)
常用していいとされたものが体に合ったのです。
痛みを感じたら飲みますが、あの時期よりは頻度がぐんと落ちました。
頭痛は何もかもが嫌になるくらいつらいもの。
せめて頻度を何とかしたいものです。
原因はさまざま
頭痛の種類は、片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛とあります。
自分の種類を知っていますか?
知っているとどう対処したらいいかがわかります。
片頭痛…頭の片側や両側がズキズキガンガン。
吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返す。
脈打つような痛み。体を動かすと痛みがひどくなる。音や光に敏感になる。
20~40代の女性に極めて多く見られるのが特徴。
緊張型頭痛…肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛み。
毎日のようにおこるがそれほど強い痛みではなく、仕事や日常生活ができなることはあまりない。
心身のストレスも引き金となる。多くの場合「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛を起こす。
群発頭痛…激しい痛みが片側の目の奥におこる。
「目の奥をえぐられるような」「柱に頭をぶつけたくなるような」と言ってしまいたくなる激しい痛みが片側の目の奥に起こるのが特徴。
涙が出たり目が充血したり鼻水がでるなどの症状を伴う。
当てはまるものはありますか?
頻発する方は一度頭痛外来を受診されることをお勧めします。
自分のタイプを知ることで安心感を得られますし、いざというときのお薬も処方されます。
また、頭痛外来がどこにあるかも安心します。
一番多いのが緊張型頭痛と言われています。
側頭筋や後頸筋群(首の後ろの筋肉)僧帽筋などの頭から首や背中にかけての筋肉のコリやハリによって、痛みを感じる神経が刺激されることで痛みがおこると考えられています。
長時間の同一姿勢、悪い姿勢、合わない枕、運動不足などの生活習慣、強い精神的ストレスなどが原因で起きます。
次に多い片頭痛は、脳の視床下部が関係していると考えられています。
視床下部は、ホルモンや体温の調整、心臓の機能維持などの重要な働きをしています。
この視床下部で何らかの変化が起こると、顔の皮膚の感覚を伝える三叉神経に炎症が起こったり脳内の血管が拡張して三叉神経を刺激したりして痛みが起きます。
主な原因は、
月経や排卵
産後や更年期
寝不足や寝すぎ
ストレス
まぶしい光や強いにおい
アルコール
天候や温度の変化、高い湿度
人混みや騒音
などです。
対処法としては、痛む場所を冷たいタオルなどで冷やし、静かで暗い場所で安静にしてください。
最後に群発頭痛。
脳の視床下部が関係して起こると考えられています。
何らかの原因により視床下部が刺激を受けると、頭部に分布する三叉神経という神経が痛みを感じます。
そのため三叉神経がつながっている目の奥の辺りに激痛が起こります。
三叉神経は、頭の左右に分かれて分布しているため、顔の片側にだけ出ます。
半年から二年おきにおき、おこる時は毎日ほぼ同じ時間におこるのが特徴です。受診をためらわないでくださいね。
根本からゆっくりじっくり解消
頭痛は脳や神経や筋肉の様々なことが原因となっています。
まずは根本からしっかりじっくり焦らず解消していきましょう。
食事をはじめとする生活の見直し。(喫煙・飲酒・睡眠など)
運動を取り入れる(まずは続けられる運動を少しづつ)
緊張型頭痛の方は、ゆっくりお風呂に入る。頭部を優しくさする、手のひらで動かすようにマッサージをする(力は入れない)。腕や首をこまめに回す・動かす。
コツはできることを少しづつです。
頭痛は眠れなくなり、眠れたと思ったら落ちてるという感じになります。
もはや気絶です。
そんな状態は心身はもとより脳にも大きな負担を感じます。
日々の事でも大変な世の中。自分の体は自分で観察し労わっていきましょう。