温活は体を温めて様々な健康リスクを軽減すると言われています。
しかし、その方法は果たしてあなたにとってよいものですか?夏でも冷えに悩んでいませんか?
昔から様々な冷え対策がありますが、それがあなたに合うとは限りません。
食品やはやりのサプリなど安易に手を出して実際に温まったと感じた経験は少ないのではないでしょうか?
体はなぜ冷えるのだろう?
自分の体がなぜ冷えるか知っていますか?
冷え性とは、体の中で熱が作れていない。作られても熱が全身に行き届いていないことです。
その原因は様々です。
・ストレスで自律神経系がうまく働いていない
・運動不足で筋肉不足
・食べ過ぎて体が冷える
・体を冷やす飲み物や、食べ物を摂りすぎている
・シャワーで済ませている
・エアコンの使い過ぎ
など、日常を振り返ってみると思い当たるところがありませんか?
ただすべてが当てはまるわけではありません。
大事なことは、自分は何が原因で冷えるのか?を知ることが大事です。
いまいちど日常を振り返り、冷えの原因を探してみましょう。
自分の冷えの状態を知りそれに合わせた対策をしよう
冷えの対策は、食品などがよく知られています。
ショウガを食べる、冬の食材を摂る、夏のものは体を冷やす…などよく見る情報です。
しかし、人によっては食で対策をするより、体の外からの冷え対策の方が効果的な人もいます。
大事なことは自分の冷えの原因を知り、どのような対策をとったらいいかを見極めることです。
例1 自律神経が乱れている場合
先に書いたように、自律神経系が乱れている人がショウガを食べても温まりません。
交感神経と副交感神経がバランスよく働いてくれるようにすることが、冷え対策の最善策です。
交感神経が優位になると、筋肉がギュッと硬く緊張します。筋肉の中を走る血管もギュッとで縮んで流れが悪くなります。血液が全身に運ばれにくくなり、体が冷えるのです。
まずは、副交感神経を優位にすることで、緊張状態から解放することが大事です。リラックスする時間を増やすことが冷えから解放されることに繋がります。
また、自律神経が乱れていると体温調整がうまくいきません。そのため自律神経を整える生活習慣を身につけることを心がけましょう。
例2 筋肉不足の場合
筋肉不足の人が食を変えても温まりません。筋トレをして筋肉を付けることが最短です。
筋肉はポンプの役割をしてくれます。その筋力が足りないとポンプの役割をしてくれません。血液の流れが弱いのです。
とはいえ骨格や体の柔らかさもあるので急激な筋トレはおすすめしません。まずはストレッチなどを行い、体を動かすことに慣れていきましょう。
例3 食べすぎの場合
食べ過ぎの人は、消化するのに胃に血液が集中します。量が多いと、消化に時間もエネルギーも使います。それが原因で体が冷えます。
温活商品に簡単に手を出さないことも必要です
はやっているからと言って温活商品に安易に手を伸ばしていませんか?特に食品等の口に入れるものは安易に手を出すことはあまりお勧めしません。
サプリや食品はある程度の期間摂取することで自分に合うか合わないかがわかります。その期間何もないといいのですが、アレルギーが出たり、体質に合わず臓器に負担がかかる場合もあります。
自分の体質やアレルギーなどをよく知ったうえで取り入れることをおすすめします。
それ以外の温活商品もたくさん溢れていますが、果たしてそれらがあなたの体をしっかりと温めているでしょうか?
表面を温めるだけでは皮膚の水分が奪われてしまいます。カサカサ肌の原因になります。
その後保湿をちゃんと行うならいいのですが、電気毛布などを使用しそのまま眠ってしまうと肌の乾燥は防げません。汗をかいて風邪の原因にもなります。
電気毛布を常用すると自分で熱を作る力も衰えかねません。
他国の温活も、食文化や生活習慣により日本人とは体質が異なります。そのあたりをよく考えて取り入れるようにしましょう。
物や情報が安価であふれ試しやすい時代となっているからこそ、しっかりと選んでいきたいですね。
サロンでは体の外側からしかり温める方法でサポートします
なぎでは、セラピーのひとつとして温熱療法を取り入れています。
これは樹木やハーブから作られた線香を使用した方法です。
専用の器具で体の奥に熱を伝えて温めていきます。線香と簡単なつくりの専用器具はとてもシンプルです。
筋肉、腱、関節、じん帯への刺激、血流とリンパへの刺激で温めていきます。
線香の香りが、嗅覚受容体への刺激により呼吸をより深くし、鎮静作用が促されリラックスすることも出来ます。
皮膚上のゾーンやポイントに温熱療法を行っていくので、温めることに加えて体の疲れなどにもしっかりアプローチします。
セラピスト専用スティックとは形が違うセルフケアの器具もあります。熱の伝わり方がサロンのものより穏やかになりますが自宅で手軽に使うことが出来ます。
ご希望の方はサロンで購入できますのでお声掛けください。
全身に使える大きなものと、顔に使う小さなものがあります。
使い方はご購入の際にお伝えしますね。
先にも書きましたが、温活後は乾燥します。
皮膚を保湿することに加え、水分摂取も大切です。
当サロンで行う温熱は老廃物排泄促進もあるため、水分補給が重要となります。
施術後は積極的に水分を取ってもらうことをお勧めしています
まとめ
冷え性の種類も温活の方法もたくさんあります。
思いつくままに温活に手を出す前に、まずは自分の冷えの状態を知ることが近道になります。冷えの状態を知ることで自分にあった温活方法を選ぶことが可能です。多少手間がかかりますが、自分の状態を観察していきましょう。
そうすることにより、食べ物や温活のやり方がより的確なものになっていきます。
長年のつらい冷えにお悩みの方は、一緒に原因を探り対策を考えていきましょう。気軽にサロンでご相談くださいね。