短時間でも“ぐっすり眠れる”習慣
睡眠と心身のバランスを整えるセラピスト 花澤睦美です。

短時間睡眠でも、しっかり眠りたい。
スッキリ目覚めたいのに、なかなかうまくいかない。
日中は、つねにだるいし、頭が重い。
こんなことでお困りではありませんか?
8時間睡眠がいいと言われても、仕事の都合などで、なかなかそうもいかないことがありますよね。
そこで、今日は短時間でも、日中が楽になる睡眠についてお伝えします。
それは、寝る環境を整えることです。
- 室内を適温にする
- 照明をすべて消し、真っ暗にする
- 小さな照明をつけておきたい場合は、アイマスクで光を遮断する
では、それぞれ具体的に解説します。
室内を適温にする
室温が快適でないと、体がストレスをかんじます。
適温は、夏だと27℃くらいで、湿度が少ない状態です。
冬は、20℃くらい。
布団に入り、「暑くない、寒くない」と感じる温度です。
暑いやジメジメする、寒くて寝付けない室温は、不快感を生みます。
ちょうどいい室温はストレスを軽減。
体と脳がリラックスモードになり、眠りやすくなります。
さらに、眠りが深くなりやすいです。
照明をすべて消し、真っ暗にする
脳内で睡眠を司る松果体は、眠っているときに、睡眠に大事なメラトニンというホルモンを作ります。
メラトニンをしっかり分泌させるために、部屋を真っ暗にすることが必要不可欠です。
わずかな光でも、メラトニンの分泌を妨げます。
メラトニンとは
- リラックスを促すホルモン
- 眠りを誘う
- スムーズな入眠と深い眠りにする
- 光を嫌う(わずかな光やブルーライトも)
- 暗くするほど増える
メラトニンが増えると、短時間睡眠でも深く眠り、寝起きからすっきりと過ごすことができます。
小さな照明をつけておきたい場合は、アイマスクで光を遮断する
どうしても真っ暗にすることに抵抗がある場合は、アイマスクの使用をおすすめします。
光を遮断することにも役立ちますが、 “アイマスクをしたら寝る”というスイッチの役割にもなるからです。
以上のように、寝る環境を整えることは、翌日が楽になる大切な要素です。
しかし、実は多くの方が見落とすポイントがあるのをご存じでしょうか。
それは、起床後の行動です。
起床後の行動
起床後には、日光を浴びたり、朝食を食べて脳に刺激を与えたりしましょう。
なぜなら、体内時計を整えることにつながるからです。
さきほど取り上げた「メラトニン」には、体内時計を調整する働きもあります。
体内時計が正常化すると、夜の眠りもスムーズになりやすいです。

私の体験
私は、10年ほど短時間睡眠でした。
1日の平均睡眠時間が、4,5時間
「ショートスリーパー」と思っており、短時間睡眠でバリバリ働いていました。
しかし、短時間睡眠生活を続けていくなかで、体のあちこちにガタが来きたのです。
そこで、知り合いのリフレクソロジー(ツボ押し)のお店へ通うようになりました。
1年間お店へ通い、体と脳内の疲れを取ってもらうことで、体力と精神面の回復ができました。
自分で眠る環境を整えたことも相まって、よく眠れるように変化しました。
変化と現状をご紹介します。
- 6,7時間睡眠になり、朝まで一度も起きることなく、ぐっすり眠れるようになった
- 頭痛がほとんどでない
- 体が軽く、むくみも解消
- 日中に寝落ちしなくなった
- 起床時に頭がすっきりしている
- 集中が途切れなくなった
「自分はショートスリーパーだから、そんなに寝なくても大丈夫!」ということは、思い込みだったのです。
本当は「眠りたかった自分がいたこと」に気づきました。
ショートスリーパーは、“睡眠時間が4時間程度以下でも日中の眠気を感じない”という定義があり、人口の1%程度の割合といわれています。
多くの人はショートスリーパーではなく、純粋に睡眠不足だということです。
いかがでしたでしょうか?
本日は、短時間でも、日中が楽になる睡眠についてお伝えしました。
まずは眠るための環境を整えることから、始めてみませんか?
- 室内を適温にする
- 真っ暗にする
- 小さな照明をつけておきたい場合は、アイマスクで光を遮断する
自分の努力では、なかなか改善しない場合は、当店にお越しください。
体と脳内を眠れるように変化するお手伝いをします。
ご予約・お問い合わせはこちらから。
https://yokohama-kogao-nagi.com/menu/
はじめての方も、お気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール

最新の投稿
セラピー2025年10月17日短時間でも“ぐっすり眠れる”習慣
ブログ2025年5月12日「またムズムズしてきた…」を解消!古傷がスーッとラクになるセルフケアとセラピー
ブログ2025年3月25日セラピーは「補うもの」 病院と併用して健康を守る方法
ブログ2025年3月9日もう悩まない!古傷のかゆみ・違和感を軽減する方法
