眠りと心身のバランスを整えるセラピスト 花澤睦美です。
季節の変わり目になると、古傷がかゆくなる。こんな経験はありませんか。
古傷とは、過去に負った傷あとのこと。
とくに、汗をかきやすい時期や乾燥を感じるころに、かゆみが強くなるという声を、よく聞きます。
過去に大きなけがをしてできた切り傷や、刃物でちょっと切っただけなのになぜか、かゆみが出てしまう…
そんなかゆみが、長い間出て気になっていませんか。
人は、皮膚が再生していく過程で、血液中に分泌する「ヒスタミン」という化学物質により、かゆみを感じます。
そこで本日は、古傷のかゆみをできるだけ感じにくくなる方法についてお伝えします。
それは「セルフケア」と、当サロンで行っている「セラピー」です。
もともとの柔らかい皮膚へ
古傷は、縫ったことやかさぶたなどで、皮膚が引っ張られます。
皮膚が突っ張ったような状態です。
これは皮膚が通常の状態ではありません。
また皮膚の感覚も硬さが原因で鈍くなりがちです。
皮膚の感覚を取り戻すためには、まずは皮膚を本来の柔らかい状態にすることが重要となります。
柔らかい皮膚を目指す2つの方法
では、柔らかい皮膚に近づけるために、どのようにしていくといいのか2つお伝えします。
1つ目 セルフケア
自宅でいつでも簡単にできます。
自分の手のひらで古傷を優しく10回さすります。
さすった後、手のひらを古傷に置いたまま、ゆっくり3回深呼吸します。
ここまでを、3回繰り返します。
一日何度やっていただいてもかまいません。
さすることと、深呼吸を行うことにより、皮膚の下にある「リンパ液、水分、血液」が流れやすくなり、再生のスピードが早くなります。
2つ目 当サロンで行っているセラピー
当サロンで行っている、顔ツボや手足のセラピーは、体の中と外を整えます。
セラピーには、傷の回復に必要な体内の動きを、活発にする効果があります。
人により、セラピーの手法は、さまざまです。
私がお客様の状態を見て聴いて手で触れ、何が足りていないか?何が必要なのか?など考えます。
そして原因を探り、お客様に必要かつ最速で楽な状態にするセラピーメニューを考えていきます。
また、皮膚に直接熱を加える“温熱療法”をすることで、セラピーの効果がさらにあがって早く楽になっていく手法です。
セルフケアとセラピーを併せて行うことにより、皮膚を傷のなかった状態に近づけ、かゆみやひきつった感覚を薄くしていきます。
そうすることにより、古傷の悩みが格段に変化します。
私の顔の傷からかゆみが消えました
私には、頬とおでこに、傷あとが3つあります。
原因は交通事故。乗っていた車が大型トラックに追突しました。
助手席に乗っていた私は、顔に10cm以上の傷を負ったのです。
18歳のころですから、とてもショックだったのは言うまでもありません。
年月とともに傷の痛みは癒えてきても、心はずっと痛かったのを覚えています。
20歳のときに頬の傷の再生手術を受け、その数年後から、傷あとがかゆくなり始め、気づいたら傷あとをかいているようになっていました。
とくに乾燥の強い冬はかゆみが強くなり、つらかったことをいまだに覚えています。
35歳で顔ツボのセラピーと出会い、月に2回、半年ほどセラピストさんに施術してもらいました。
セラピーを受けるのと同時に、自宅でできる温熱療法の器具をセラピストさんから購入し、セルフケアもスタート。
セラピーとセルフケアを始めて1年くらいでかゆみがなくなりました。
セルフケアはいまだに続けていますが、毎日行っていた頻度が週3日になっています。
傷を負った事故から27年たった今は傷あとのひきつれもなく、かゆみが出ることがなくなり快適に過ごせています。
今日は古傷のかゆみをできるだけ感じにくくなる方法をご紹介しました。
自分でおこなうセルフケアと、サロンでおこなう古傷へのセラピーは、気になるかゆみからあなたを解放し毎日を快適にします。
私も経験したことなので、おすすめです。
古傷のかゆみから解放されたいとお考えでしたら、ぜひお問い合わせください。
心をこめてお手伝いさせていただきます。
お問い合わせ、お申し込みはこちらから
https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/courses/46645